ドッグランやCM、ドラマなどで見かける事が多くなったフワフワでモコモコの白い犬種、ビションフリーゼ。
クリクリした目は愛嬌があって、明るい性格に丸い頭、注目度が上昇しているようです。
今回は、そんなビションフリーゼについてまとめてみました。
ビションフリーゼ
特徴
ビションフリーゼの一番の特徴は、あのまあるいスタイルでしょうか。
毛量が多く、ダブルコートの小型犬。
コークスクリュー上の巻き毛も特徴の一つです。
頭部は、フワフワの毛によって丸く見え、目は大きすぎず丸みがあり、ダークな色調で生き生きして見えます。
耳は垂れていて長い毛に覆われているため、カットによっては耳がどこにあるのか分からない事もあるかもしれません。
現に保育園に通っているくらいの子供さんが、我が家のビショまるを見て「ワンちゃんお耳ないの?」と…
ビションフリーゼを知らない人なら、どこにあるんだろうかと不思議に思うかもしれないですね。
体の特徴は、やや胴長でやや短足。
性格
明るく陽気で人なつっこいです。
いつも機嫌がよく、甘えん坊。
寂しがりやの性格の為、長時間のお留守番は苦手です。
我が家のビショまるもビショみも、外出から戻ると大喜びで迎えてくれます。
今はなくなりましたが、ビショみは嬉しすぎると興奮してお漏らしする事もありました。
10分ほど席を外すだけでも、戻ると大喜びしてくれます。
飼い主としては、なんとも言えない幸せで嬉しいひと時になります。
そんなビションフリーゼ、普段はとても穏やかに過ごしているのですが、突然スイッチが入ったように『ビションブリッツ』と呼ばる行動が始まることがあります。
全力で走り出し、気が済むまで続きます。
このような時は、飼い主側も静かに見守ってあげるのがいいのでしょうが、滑りやすい床では気を付けてあげなければいけません。
思わぬ病気につながってしまう事があるかもしれないからです。
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基本的には穏やかで愛嬌のある賢い性格で、とても飼いやすい犬種だと思います。
歴史
ビションフリーゼの歴史は、とても古いようです。
調べたところ、15世紀頃までさかのぼります。
大西洋上に浮かぶカナリア諸島に古くから住みついていた犬を、この辺りの地域を支配下に置いたスペイン人がヨーロッパに持ち帰り小型化し、貴族の間で流行。
でもその後、徐々に人気がなくなっていき、ブリーダーの数も減少してしまい…
そんな時、フランスとベルギーが手を差し伸べ繫殖を行い復活。
このような理由から、原産国がフランスやベルギーと言われるようになったみたいです。
フランス語で、ビションは『飾る』フリーゼは『縮れた毛』という意味で、フランス国内でも『もじゃもじゃの巻き毛に飾られた犬』と言われ、とても愛されたそうです。
近年になって、アメリカでふわふわなパウダーパフのトリミングスタイルが考えられ人気が爆発。
現在、ビションフリーゼは世界的にも人気の高い犬種になっているようですね。
まとめ
白くて丸くてふわふわで、やや胴長やや短足という特徴は、見ているだけで、こちらを笑顔にさせてくれます。
明るくて陽気な性格、飼いやすい犬種だと思います。
ビションフリーゼの歴史は、とても長いです。
ヨーロッパで人気が徐々に落ちていってしまった時、フランスとベルギーが手を差し伸べてくれて本当に良かったと思います。
以上、ビションフリーゼの特徴や性格、歴史についてでした。
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