マラセチア皮膚炎って人にうつる?治らないって本当?

犬の病気

桐子
マラセチア皮膚炎は人にうつるのでしょか?

治らないって本当なのでしょうか?

今回は、我が家のトイがマラセチア皮膚炎にかかった時の話と、マラセチア皮膚炎ってどんな病気なのか詳しく紹介していきます。


トイ
・・・・・

始まりは、痒がったりお腹の毛の少ない所や脇の下の辺りがベタつくようになりました。

最初は、あまり深く考えてなかったので、そのような症状に効果がありそうなシャンプーをネットで購入し洗っていました。

でも、洗った後はスッキリするのですが、翌日にはまたベタついてました。

だんだんフケのような、傷跡に出来るカサプタのような、それが毛に絡まったりポロポロ落ちたりすようになり、同時に臭いも気になりだし悩んでいました。

そこで、獣医さんに連れて行くことに。

私が気になりだしてから1~2ヶ月経過していたので、もう少し前から症状が出ていたかもしれません。

反省です。

診断結果はマラセチア皮膚炎

初めて聞く病名でした。

「そうとう痒いと思いますよ。」と獣医さんに言われた時には、もっと早く連れて来てあげればよかったと後悔しました。

獣医さんからもマラセチア皮膚炎について説明はありましたが、帰宅後もいろいろ調べてみました。

結果、マラセチア皮膚炎は、人にはうつらないと判明!

治らないのは本当ですがシャンプーや薬で改善できるとわかりました。

以下では、もっと詳しい説明と我が家の愛犬の実体験での対策も書いています。

じっくりどうぞ。

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マラセチア皮膚炎は人にうつる?治らないって本当?

マラセチア皮膚炎

皮膚に常在している酵母様真菌が関与した皮膚病で、発症する多くのワンちゃんの背景にはあぶら症の体質が考えられているそうです。

桐子
酵母様真菌は、あぶらが好きな菌なので、あぶらの溜まりやすいシワの部位に常在しているようです。

主な症状

軽症の場合は、フケやあぶらを伴った皮膚の赤み紅斑がみられる。

経過が長い場合や重症の場合は、抜け毛や皮膚がぞうの皮膚のように厚くなったり、皮膚が黒くなる色素沈着というような症状がみられるようです。

桐子
我が家のトイの症状は、フケとあぶら、皮膚の赤みがありました。

ところどころ毛が薄くなっているところもありましたね。

治療方法

マラセチアの除去を目的とした治療を行います。

マラセチアに有効なシャンプーとマラセチアに有効なカビの薬の投与です。

桐子
エチダンというシャンプーと、薬はイトラベット14日分とプレドニン10日分処方してもらいました。
エチダン(シャンプー)

脱脂・抗菌作用のある薬用シャンプーです。

膿皮症・脂漏性皮膚炎などに用いられます。

エチダンは、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングで購入する事ができます。

次回は最安値のショップで購入しようと考えています。

イトラベットとプレドニン

イトラベット:犬のマラセチア皮膚炎の治療剤

プレドニン:炎症やアレルギー症状の改善、免疫を抑制する働きがある

薬が苦手なトイに薬を飲ませるのは一苦労です。

同じような思いをされているかいぬしさん、いらっしゃると思います。

今回私は、投薬補助用おやつ メディボールを使ってお互いストレスなく最後まで薬を飲ませることが出来ました。

>>メディボールのページはこちら【楽天市場】

トイの経過観察

マラセチア皮膚炎と診断された日、病院から帰ってすぐエチダンで丁寧に洗ってあげました。

1回目のシャンプーでベタつきもなくなり臭いもスッキリ。

翌日もベタつかず、2回目のシャンプーをするまでの間もベタつきが出なかったので、狐につままれたような、そんな気持ちになりました。

薬のお陰もあったのだと思います。

他に見られた変化は、体臭です。

気にならなくなりました。

便の臭いも体臭と同じような臭いだったのすが、便の臭いまで気にならなくなりました。

便の臭いがマラセチア皮膚炎の治療と関係があるのかは分かりませんが、嬉しい変化です。

その後、週に2回のシャンプーと、2週間の薬が終わり再受診しました。

結果、薬は終了で週に1回のシャンプーを続けるよう言われ、悪化するようなら再受診するようにとのこと。

10日位の間隔になる時もありますが、現在も出来るだけ週に一度シャンプーするようにしています。

症状は悪化することなく今の所安定しているので、エチダンでのシャンプー続けていきます。

人にうつる?

マラセチアは、健康な人にも常在している酵母様真菌なので(犬と人では異なるマラセチアが常在)、一般的には感染して悪さをすることはないようです。

治らないってほんとう?

マラセチア皮膚炎は、マラセチアとあぶら症が関連した皮膚炎です。

あぶら症の原因により治らない場合は、上手にお付き合いしていかなければならないようです。

食物アレルギーやホルモンのバランスが原因の場合は、これらが改善されると治る事もあるようです。

我が家のトイの場合、シャンプーなどスキンケアで良い状態を維持するようにして、上手に付き合っていきましょうと獣医さんに言われたので、根治はないということです。

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発症する度合いが高い犬種

・トイ・プードル
・チワワ
・ミニチュア・ダックスフンド
・フレンチブルドッグ
・パグ
・シーズー
・ゴールデン・レトリバー など

犬種を問わず発症するらしいのですが、あぶら症の体質である多くの犬種が発症する度合いが高いようです。

また、あぶら症は皮膚やあぶらの線の新陳代謝が早まることからみられる状態で、病気というよりも体質なのだそうです。

発症しやすい部位

・耳
・口
・脇の下
・足先
・下腹部
・陰部周辺

桐子
うちのトイは、脇の下・足先・下腹部に症状がみられましたが、下腹部のベタつきが一番ひどかったです。

まとめ

今回は、マラセチア皮膚炎についてのお話や、我が家のトイの経過観察など紹介しました。

マラセチア皮膚炎は、健康な人にも常在している酵母様真菌なので、一般的には感染して悪さをすることはないということが分かりました。

また、食物アレルギーやホルモンバランスによるものなら、それらが改善した場合マラセチア皮膚炎が治ることもある。

あぶら症の体質によるマラセチア皮膚炎の場合、シャンプーやスキンケアで良い状態を維持するしかない事も分かりました。

もう少し早く動物病院に連れて行ってあげればよかったと後悔は残りましたが、今、症状が落ち着いているので良かったです。

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