ビションフリーゼは、垂れ耳で外耳道に毛が生えているため耳が蒸れやすい犬種です。
高温多湿の日本の気候、外耳炎にならないために気を付けなければなりません。
ビションフリーゼに限らず、耳が垂れている他の犬種も気になります。
今回は、外耳炎から愛犬を守るために出来る危機回避ポイントや、見逃さないための初期症状などについてまとめてみました。
外耳炎から愛犬を守るための4つの危機回避ポイント
外耳炎は、耳の穴の入口から鼓膜までの炎症です。
では、どのような事に気を付ければ回避できるのでしょうか。
耳の状態を定期的にチェックする
ブラッシングやマッサージをするときに耳をめくって状態の確認をしましょう。
汚れていないか、赤くなっていないか、悪い臭いはないかなどチェックする。
綿棒を使用しての耳掃除はしない
耳掃除をするときに綿棒を使用すると、耳の奥に汚れを押し込んでしまったり、耳の皮膚を傷つけてしまうかもしれません。
耳の皮膚を傷つけてしまうとバリア機能が落ちてしまい、マラセチアや細菌に感染しやすくなり、結果、外耳炎になりやすくなってしまうそうです。
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耳の洗浄液での耳掃除
定期的にトリミングサロンに行っている場合、通常は耳洗浄を施されていると思います。
もし、定期的にトリミングサロンに行っていないのであれば、月に1回くらい耳の洗浄をしましょう。
耳の洗浄液は、犬用のイヤークリーナーを使います。
我が家は、トリミングサロンに通ってはいますが、2ヶ月空いてしまう時もあるので、イヤークリーナーで洗浄する時もあります。
こちらのクリーナーを使っています。
方法は、犬の耳に数滴クリーナーを落とします。
外耳後ろから前へ押して閉じた状態に保ち、汚れを浮かせるように約30秒間マッサージします。
マッサージが終わったら耳から手を放します。
犬が頭をブルブルっと振って液を振り出すのを待ってから丁寧に拭いてあげましょう。
外耳炎を繰りかえす場合は根本的な原因を探す
外耳炎を何度も繰り返し、改善しないようなら、食物アレルギーがないか調べるといいようです。
食物アレルギーを解決することで外耳炎の再発を防ぐケースもあるそうなので…
外耳炎の治療の際に、同時に食物アレルギーの検査を行う動物病院もあるみたいですね。
外耳炎の初期症状
外耳炎になると痒がる場合も多いようです。
後ろ足で耳をかいていたら、耳をめくって見てあげましょう。
耳垢が増えていたり、においを嗅いでみて臭いと思ったら初期症状の可能性があるそうです。
犬の耳は、くの字型の耳道をしているため、肉眼では垂直耳道と呼ばれる所までしか確認することは出来ないそうです。
そこから先は、獣医さんに診てもらって確認してもらわなければなりません。
先程申し上げたような初期症状がある場合は、早い目に動物病院で診てもらうことが大切です。
まとめ
外耳炎から愛犬を守るためには、定期的に耳の様子をチェックしてあげましょう。
犬用のイヤークリーナーによる耳洗浄も大切です。
嫌がるワンちゃんも多いかもしれませんが、月に1回程度の洗浄は出来るだけする方がいいですね。
外耳炎を繰り返し再発する場合は、食物アレルギーが原因かもしれません。
食物アレルギーの検査をしてみるのも解決策につながるかもです。
外耳炎にかかった場合でも、初期症状の段階で気付くことが出来れば、ワンちゃん・飼い主さん、どちらにとってもストレスが軽減されると思います。
早い目に動物病院で診てもらうことが大切です。
以上、外耳炎についてでした。
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